KOTORI 2nd mini album「CLEAR」

 

本日はわたしのオススメバンド1桁台の

1995年生まれ 埼玉県越谷発

small indies table所属 若手ロックバンド

KOTORIのニューアルバムレビューを書いていきます^ ^わくわく

 

「CDレビューとか楽しそう」

って思ったので、本当に楽しいのかまず手を動かしている所存です!笑

 

 

1.さよなら

 

「永遠なんてどこにもなかった」

「さよならなんて言いたくなかった」

 

KOTORIらしい激しく元気な曲調と

"別れ"という切ないテーマの

アンバランス感が癖になる。

 

寂しい別れという経験をした思い出を

頭に浮かべながら聴いてしまう。

 

 

2.1995

 

タイトルは彼らが生まれた年。

一つ違いの、同世代のKOTORI。

 

1995

と連呼するサビ。

自分の生まれ年と言い換えて歌うと気持ちがいいかもしれない。

 

彼らはこれを80%くらい自己満で作ったんだろうなぁ笑

そういう自分たちのことを歌っている歌でも、

聴く側は自身に勝手に置き換えて

自分の曲にしちゃうので

歌ってすごいなぁ。

 

 

3.EVERGREEN

 


KOTORI「EVERGREEN」Official Music Video

 

まずは聴いてみて!

 

戦う君へこの歌が届けばいい

 

心強い応援歌。

何かに向かって戦っている人たちに

まっすぐと届く言葉たち。

若いからこそ、100%の力で歌い上げる言葉たち。

 

”負けるな”

ではなく

負けを認めた君はもう 何も恐れなくていいよ

と寄り添う。

 

何回も泣いたっていい

強くなくたっていい

一生懸命頑張っていることが

素敵なことなんだと

思える、そんな曲。

 

 

 

4.オリオン

 


KOTORI「オリオン」Official Music Video

 

 可愛らしい〜曲調。

うんうん。とっても好きな感じ。

 

ただ、よーく聴くと、どこか寂しく切ない気持ちになる。

 

今年も東京には雪が降るみたいだ
いつもあんなに嬉しかったのになあ

最後の季節が来てしまっても
何も変われないままでいるよ
一番綺麗な星が見えても
もう会えないような気がしていた
そんな事を思ってしまった

 

 

 

歌詞とは別の話。

冬に一番きれいに見えるオリオン座。

いつも寒くなって、雪が降ると

どこかウキウキしちゃう心を持っていたけど

最近はそれよりも「冷たい、、」が勝ってしまって

すっかり老いてしまったような気がする。

 

とは言いつつも

なんだかんだ少しテンションは上がるので

まだまだ子どもの心もあるような気がする。

 

まだまだ、

そんな感じな曖昧な人間。

曖昧な好き嫌い。

 

大人と子どもの間での曖昧さなら

ずっとこのままでいたいとも思う。

 

 

5.RED

 

ここ(東京かな?)で戦うと決めた。

そんな固い意志と

いつでも背中を押してくれる故郷についての曲。

 

はじめて聴いたときは

じんわり心の中に溶け込んでくるような

あったかい感覚を覚えました。

 

忘れたくないことばかりが増えたな

ここへ来てよかったなって思うよ

泣きそうになるくらい真っ赤な夕日を見たよ

ここじゃなきゃ見られない気がするよ

 

真っ赤な夕日を見ると

もう少し歌を歌ってたいと思うから

 

僕はまだ

 

 

夕方のサイレンや、カエルの鳴き声、真っ赤な夕日。

故郷のすべてを思い出しては、

もう少し、ここで夢を頑張ろうと生きている

そんなシーンが浮かぶ。

 

伝わりにくい表現だからあまりよろしくないのだけど、

本当に本当に、エモい

エモーショナルなバンドサウンド

一生懸命な心の叫び、叙情感。

一度は聴いてみて欲しい。

そして、故郷を思い出してみてほしいな。

 

 

 

6.life.

 

アルバムの中で一番好きかもしれない曲。

ポップでゆるい雰囲気、大好物です。

 

フッフー!

クソみたいな毎日が

フッフー!

なんかちょうどいいかもな

 

うん、こんな感じ笑

 

いい意味で気が抜けていく。

 

頑張りすぎたら、聴いて癒されたいな!

 

 

 

KOTORIのCDを買うということ

 

アルバム紹介が終わったのでちょっと余談。

 

KOTORIはインディーズバンドで現場(ライブハウス)至上主義バンドなんですが、

ほとんどの曲がCDを買わなければ聴けません。

もちろん音楽配信アプリでも聴けないし、YouTubeも少ない。

 

CDが売れないこの時代に

ある意味時代には合ってないやり方なのかもしれないけど。

 

彼らの作り出すCDは、毎回かなりこだわりやユーモアがあって

音楽・曲・歌というモノ、プラス、手のとる価値が生み出されている。

 

歌うことだけでなく、モノづくりにもこだわっているところ、素敵です。

 

そんな作品をわたしは手に取りたい。

いつも楽しさをくれて、ありがとう。

 

 

最後に

 


KOTORI × FOMARE 「Youth」Official Music Video

 

KOTORIと、同じ事務所の好きなバンドFOMAREのコラボソング。

 

未来は僕らの手の中

 

未来へ生きる、パワーをもらえます。

 

おすすめです。ぜひ。